なまこのワタ。

~ ぽよんと単純、なまこの日常 ~ 

歯の詰め物が取れたら、神経を抜いちゃうの?‐後編‐

みなさんこんにちは、なまこです。

 

前回のあらすじ。

餅を食べたらポロリと落ちた歯の詰め物。それを接着してもらいに行ったら、虫歯だから神経も抜いちゃうねっ!って歯医者さんで言われるも、納得行かないなまこが、セカンドオピニオンを求めて旅に出るという話でした。

opinion

セカンドオピニオン

正直、セカンドオピニオンなんて初めてなのです。世間では当たり前のことなのでしょうか。

 

この時の私は、最初に行ったお医者さんに対しての、後ろめたさと猜疑心が入り混じって、申し訳ないやら、腹立たしいやら、みたいな気持ちでいました。

が、それは私の内部で右へ左へ動く、感情エネルギー。歯医者さんに失礼ではないかと申し訳なく思いながら、同時に、私の神経を芋ほりみたいに抜くだなんて!と憤っている。

もっと簡単に言うと、この歯医者さんの判断は「正しいに違いないけど、間違っている」と私の中で信じているから、この感情が沸き起こる。この相反する考えは、ものすごーく、エネルギーを消耗します。

 

事実としては、正しいも間違いもなく、「ただ単純に、別の人の意見を訊いてみたいから訊いてみる」に過ぎないのです。本当はシンプルな話なのだけど、一歩引いて冷静になり、自分の本心が分かるまでに結構時間がかかる。

 

そうして次なる歯医者さんに行く

なんだかんだで銀歯ポロリから、一週間ほど経って次の歯医者さんに伺いました。問診票を書いて、呼ばれるのを待ちます。ドキドキ。

初診でするあれこれや、レントゲン撮影を助手の方が終えて、いよいよ先生のご登場。どうしましたか、と聞かれるところからのスタート。

 

なまこ「銀の詰め物が取れて歯医者さんに行ったら、虫歯になっている、神経も抜きます、といわれたのですが、もし可能であれば、神経を残す道はないものかと思い、ご意見を訊きに伺いました。」

 

先生「痛みはありますか?」

 

なまこ「ありません」

 

レントゲン写真をじーっとみて、

先生「なるほど~、確かに虫歯になっていて、神経に近いは近いですね。だけれど、痛みがないのであれば、私から一つ提案があります。」

 

なまこ「はい。(期待いっぱいの眼差し)」

 

先生「まず、説明するとね、なまこさんの神経って未発達なんですよ」

 

なまこ「神経が、未発達??何か成長しきってない感じなのですか?」

神経未発達という言葉に驚いて、目をクルクルさせて思わず質問してしまう、なまこ。

 

先生「いや、そういう意味じゃなくてね、逆に発達した神経っていうのは、張り出しているんですよ。」

なんだか台風の表現みたいだな~と思いながらふむふむと聞く。熱帯低気圧が発達し台風となり、うんぬん、高気圧が張り出しうんぬん。いや、それはここではどうでも良い。

 

先生「つまり神経が小さいから、普通の人なら虫歯菌が神経に達していることろなんだけど、まだそこまで来ていないのね。痛みがないのであれば、ギリギリ一枚歯の層が残っているので、硬い素材で埋めてみるっていう提案ですが、どうですか?」

 

なまこ「そ、それは、神経を残せるってことですか?(うるうる)」

 

先生「もちろんです。選択は、なまこさんにお任せします。ただ、埋める材質が神経を圧迫して痛みが出る可能性はあります。その場合は、残念ですが神経を抜く、ということになると思います。そういったことも踏まえた上で、一度お試しになりますか?」

 

なまこ「お願いします」

sinkei

そして施術をしてもらう

そういう訳で、有り難いご提案により、神経を残したまま処置をして頂くことになりました。神経ギリギリの所なので、麻酔を打って感覚をなくす。口腔内の写真を撮影し、私の確認を取りながらの作業。確かにポロリと落ちた詰め物の後は、黒く虫歯になっていました。その部分をゆっくりと丁寧に削っていく。そしてもう一度写真の確認。きれいになっている。それから、硬い白い材質で埋めて、噛み合わせチェックをし、形を整えると、

 

先生「はい、これで痛みがなければ、今日で終わりです。」

 

なまこ「へっ?(←間抜け面)」

 

先生「一週間位様子をみて、痛みなどがなければ、大丈夫です。ただ、これで治ったわけではないし、この箇所に虫歯菌があったということは覚えておいてくださいね。お疲れ様でした。」

 

なまこ「あ、ありがとうございました。」

 

3回ぐらい通うことは覚悟していたので、かなり拍子抜けした、抜け顔でお礼を言って、歯医者さんを後にしました。正味、一時間の出来事でした。

 

とりあえず、胸を撫で下ろしたのであった

今回の場合は偶然にも、私の神経が未発達だった為、神経を残すことができました。

それもさることながら、セカンドオピニオンを勇気を出して受けたことが良かったと思います。 

  

最初に行った歯医者さんでは、「このケースでは神経を抜くよ」という判断でした。もちろん、これが間違っている訳ではないのです。お医者さんの治療方針というのはそれぞれですから。でも、そこで違和感を感じたなら「別の角度からの意見を訊ける選択肢を私は持っている」と知り、行動できるかどうか。それがとても大切なのだと勉強になりました。それから、二つの意見を訊くことによって、歯の治療への関心・理解も深まりました。 

少し聞きかじった情報

さて、今回は神経を抜かず、虫歯を削り穴を埋めたわけですが、最新治療では、ドックベストセメントというのがあるそうです。あえて虫歯菌を残したまま、一年間ほど殺菌し、虫歯部分を再石灰化させるという方法です。私が住んでいる地域では、この治療をしている歯医者さんがなかったので、トライできませんでしたが、ちょっと興味がありました。保険適用外ですが、一本3000円位なので、本当はこれがしてみたかった、というのが本音です。

 

今後は歯の治療方法もどんどん進化していくのでしょうか。研究者のみなさま、ぜひお願いします!

 

hanomirai

 

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現在、我が家で使用しているデンタルフロス。厳密にいうとラッコさん用のものです。先日、歯間を掃除しようと試しに使ってみたら、私の口が小さいのと下手さが相まって、口の端が切れました(涙)口を大きくすることはできないので、腕を上げるしかないようです。何事も熟練であります。